大声を出してストレス解消!でも環境や体調をよく考えよう

大声を出して自律神経を整える

ストレス解消の方法としては、日常的な会話よりも大きな声を出すことが効果的です。大声を出すためには、息を大きく吸い込まなければなりません。そして、吸い込んだ息を声と共に吐き出すことになります。そうすると、呼吸をコントロールするための横隔膜が大きく動きます。横隔膜の動きは、ストレスが溜まっている自律神経の交感神経優位状態から、リラックスできる副交感神経優位の状態にしてくれます。その副交感優位の状態が、ストレス解消には重要です。 また、ストレスを解消するには、しっかりと吐き出すことも大切です。ストレスを溜め込むと、自律神経の状態が悪化してしまいます。大声を出す際に、ストレスの原因になっていることへの不満を吐き出すと、ストレスの溜め込み予防になる上に、自律神経が整うという一石二鳥の効果が期待できます。

近所迷惑や体調に注意

大声を出してストレスを解消する際には、周囲の環境に気を付けなければなりません。何も対策をしていない自宅で大声を出してしまうと、近所迷惑になる恐れがあります。特に深夜は、寝ている人を起こしてしまいかねないので、避けましょう。近所迷惑になることを気にせず大声を出したい場合は、人がいない場所に移動したり、カラオケボックスのような防音対策がされているところを利用したりすると良いでしょう。

また、大声を出すと、喉に負担がかかりやすいので、体調が良い時を選ぶことも大切です。もし、風邪を引いていたり、乾燥で喉を傷めていたりする際に大声を出したら、喉に炎症を起こしてしまうかもしれません。そうならないために、事前に小さめの声を出して、喉に問題がないかどうかを確かめましょう。